10月12日のCBNニュースから、妊娠中絶問題に関する新しい動きを紹介します。
米国の民主党は伝統的に「多様な意見を尊重する」ことを標榜してきた政党ですが、近年、ある問題については多様性が失われてきています。
1990年代前半には、妊娠中絶に反対する「プロライフ(pro-life)」の立場の民主党連邦議員が100人以上いましたが、現在は6人しかいないそうです。「プロライフの民主党議員」は絶滅危惧種(endangered spicies)に指定してもいいかもしれません。中絶を女性の選択肢として肯定する「プロチョイス(proーchoice)」が党の方針として確立された感があります。
しかしながら、民主党員のおよそ1/3が中絶に反対しているという調査結果もあり、現状はそうした人々の声を無視したものであると言うこともできます。
そうしたなか、「ホールライフ(whole life)」という新たな考え方が生まれました。子供の命だけでなく母親の命も含め、すべての生命を大切にしようという発想です。貧困問題への取り組みや女性支援クリニックの整備などを通じて、妊娠中絶をしなくて済むような環境を整備することで、中絶を減らしていこうとするものです。
CBN NewsWatch: October 12, 2017 (この話題は10分頃から)
米国の民主党は伝統的に「多様な意見を尊重する」ことを標榜してきた政党ですが、近年、ある問題については多様性が失われてきています。
1990年代前半には、妊娠中絶に反対する「プロライフ(pro-life)」の立場の民主党連邦議員が100人以上いましたが、現在は6人しかいないそうです。「プロライフの民主党議員」は絶滅危惧種(endangered spicies)に指定してもいいかもしれません。中絶を女性の選択肢として肯定する「プロチョイス(proーchoice)」が党の方針として確立された感があります。
しかしながら、民主党員のおよそ1/3が中絶に反対しているという調査結果もあり、現状はそうした人々の声を無視したものであると言うこともできます。
そうしたなか、「ホールライフ(whole life)」という新たな考え方が生まれました。子供の命だけでなく母親の命も含め、すべての生命を大切にしようという発想です。貧困問題への取り組みや女性支援クリニックの整備などを通じて、妊娠中絶をしなくて済むような環境を整備することで、中絶を減らしていこうとするものです。
CBN NewsWatch: October 12, 2017 (この話題は10分頃から)